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デザインのちから

  • 2007年4月17日
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デザインは"デザイン"の下流工程ではない:DESIGN IT! w/LOVE:より。

Webサイトでも、ちょっとした違いでナビゲーションを使ったページ遷移自体がすごく気持ちよく感じられるサイトがあったりします。それは心地よい音楽を聴いたときのような心地よさで、それは決してユーザビリティ的発想からは生まれ得ないものだと感じています。 デザインにはそんな風に、人の気持ちをゆさぶる力がある。人を楽しませ、喜ばせる力があると僕は思う。 でも、その力を発揮するには、デザインを開発の下流工程ではじめるやり方では、うまくいかないと思う。デザインの力を引き出したければ、デザインを企画の段階からはじめ、かつ、デザイン主導で開発を進めるぐらいでないと、その力が十分に発揮されることはないのではないかと思います。

棚橋さんの発想や視点にはいつもはっとさせられます。しかしいつも先を見てらっしゃるので現実的に追いつきません。3月に新しい環境でチームでの作業が始まり、ようやく営業と制作をからめた、具体的な商品開発のための「5 Planes Model」の土台が出来始めたばかりなんですよね。とほほ。

今回進めているのはWebサイト構築を、従来の出版や広告作成の作業フローからソフトウェア開発の作業フローにを参考に変更すること。目的は量産化とクオリティの平準化、そして納期の短縮。その中でご指摘のとおり視覚的デザイン(僕は装飾デザインと呼んでいます。もっと狭義な定義ですね。棚橋さんのおっしゃる“デザイン(計画や設計)”にあたるものは構造デザインと言っています。こちらも少し狭義かな)は下流に置かれます。

DBとCMSという基礎デザインの上にCMSのテンプレート構造によって基本的なサイトナビゲーション機能が実装されて、その上に装飾デザインが乗るといった感じ。量産化が求められる現実の前では、こういったシステマティックな制作フローが効率的です。次のフェーズはユーザーニーズへの対応。デザイン主導で開発なんて残念ながら今の所考えられません。もちろんクリエイターのはしくれとしてはそういったサイトを作ってみたいですけれど、今僕に与えられている仕事はF1カーやフルカスタマイズの車を作るのではなくて、顧客の最大多数のニーズを満たしてくれるカローラを作る事なんでしょう。これはこれで楽しい仕事ではあります。

人の気持ちをゆさぶる、わくわくするサイト、作ってみたいですけどね。とはいえそいつはクリエイターのひとりよがりかなあと。基本は「Content is King」。そのコンテンツを持っているお客様の情報を引き出すためのツールのひとつが、DBだったりCMSだったりするわけです。

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