政府が温暖化対策の一環として、家庭やオフィスの照明で使われる白熱電球について、電力消費が大きくエネルギー利用効率が悪いことから、国内での製造・販売を数年以内に中止する方針を打ち出す見通しとなった。白熱電球に比べ消費電力が少なく、長持ちする電球形蛍光灯への切り替えを促す狙いがある。年明けにもまとめる新たな対策に盛り込む方向。メーカーに協力を要請するとともに、海外にも同様の取り組みを呼び掛ける考えだ。
僕の事務所もトイレや階段の灯りは白熱電球だったんですが、同じソケット型の蛍光灯になってます。そういえばこの数年電球交換ってしてないな。でも、個人的には白熱電球の灯りは好きなんですよね。ベットサイドのライトスタンドはやっぱり白熱電球の灯りじゃなきゃ落ち着かないし、間接照明だって電圧による調光ができない今の蛍光灯じゃ力不足。お祭りの夜店だってやかましい小型発電機と白熱灯の灯りがなきゃ雰囲気でないしね。

真空管アンプがトランジスタを使用したアンプに駆逐されたように、実際多くの家庭やオフィスでは蛍光灯への移行は進んでるのは事実。そしてこれからは発光ダイオード(LED)の灯りが僕らの夜を照らすようになるんだろうなあ。部屋は信号機みたいにLEDで照らされるんだね。ちょっと想像できないや。
それが技術の進歩であり時代の要請なんだなと分かっていながら、ちょっと寂しく感じたりもします。ただ政府が「白熱電球の製造や販売を国内で中止」させるってのはどうもピンとこない。蛍光灯やLEDが低価格化すれば自然とそれらが主流になるわけだしね。温暖化対策のひとつのパフォーマンスなのかもしれないけれど、「白熱電球=悪」ってのはちょっとひどいな。エジソンも泣いてるよ。
ちょっと脱線しますが、トーマス・エジソンが電球を発明したと僕は小学校の頃の少年向け伝記で読んだ記憶があります。彼が語ったとされる「天才とは99%の努力と1%のひらめきである」という言葉は、耳にタコができるほど様々な場所で聞きました。
実際には、電球は1878年にJ.W.スワンが発明したもので、日本では有名なエピソードである「京都の竹」を利用したフィラメント(あのぐるぐるしたやつね)に改良し、一般に普及させたのがエジソンです。今はタングステンが主に利用されているようですね。「天才とは〜」という話も、実際は「1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄である」と発言した内容が記者によってねじ曲げられたものだったようです(参考:トーマス・エジソン - Wikipedia)。まるっきり違うぢゃないかと、小学生の時にエジソンの伝記を読んで感動した僕は唖然とするわけでして。ははは。
話を戻して「白熱電球の国内製造・販売中止」。白熱電球が人体に悪影響を及ぼすってなら別ですけれど、お上が中止を決定するなんてナンセンス。白熱電球より蛍光灯が、そして将来的にはLEDが僕らの生活にとって(地球温暖化というお題目じゃなくて)便利で経済的だと大々的にアピールするだけでよろしい。そしてその中でどれを選ぶのかは僕らの自由だもんね。京都議定書だかなんだかしらないけど、勝手にサインした内容を守るために、僕らに変な規制を押し付けないでほしいなと思うわけです。はい。
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