友人の薦めもあり、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というアトラクションに参加。何やら真っ暗闇の中に放り出されて1時間ばかり右往左往するらしい。僕は自他とも認める方向音痴なので、少々不安はあったものの行ってみる事に。
ロビーのソファーでのんびりと、でもちょっと緊張しながら待っているとお呼びがかかりました。8名までのパーティですが、今回は7名。白杖を渡され簡単な説明を受け、カーテンに仕切られた部屋に通されます。それなりに暗い中、今回アテンドしてくださる方が登場。どうやら声からの雰囲気では女性の方らしい。周りを識別できないのですが、まだカーテンの上からもれる光や一部の電子機器の灯りがまだほのかに感じられる。参加する皆の簡単な自己紹介を終えて、彼女は微笑んだ。たぶん。そして静かに僕らに言った。
「これから皆さんを極上の暗闇へとおつれいたします」
白杖を使って恐る恐る扉を潜ると、彼女の言った通り、そこは極上の暗闇。目を開けても閉じても、何も視界は変わらない。極上の暗闇。アテンダントの声や参加者のつぶやきが聞こえるのだけれど、最初は距離感がつかめない。恐怖というほどではないんですが不安で耳をすませます。白杖をたよりに動き回り、何かに触ったときの安堵感といったらまぁ何と言うか、表現できません。
その後アテンダントのサポートを頼りにいくつかの趣向をこらしたブースを周り、あっという間の極上の暗闇での1時間が過ぎました。この文章を書いているのは数日後なんですが、正直未だにこの体験を消化できずにいます。(その日の夜にパソコンの画面が暗闇に包まれてしまったのですね。参考:相棒が入院 - 101Blog)
もう一度体験してみたいなと思います。今度は上のチビ連れて行きたいな。下のチビは泣いちゃうだろうな。ははは。
言葉や画像、映像や音では伝えきれない体験や感覚が、確かにそこにありました。
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これ面白そう、というか、すごく興味あります…!
私もいってみようと思います。
たけにゃかさんなら、たぶん色々な刺激あるだろうな。アトラクションでは色はないけど(笑)