豊洲で「空気人形」という映画を鑑賞。平日の昼間という事もあるけれど、観客は僕ら含めて5人だよ。興行的には失敗だろうな、たぶん。
友人のSETSUKO姫が先週鹿児島にご旅行をなさったらしく、そちに薩摩焼酎とさつま揚げを買って来てやったから届けてやるとのお話。わーいと喜んだけれど甘い話にはだいたい裏がある。「空気人形」という映画が上映しているのでそちも同席せよと。姫がご熱心なオダギリジョーという俳優も出演しているらしい。まぁアラフォーの女性ひとりで観に行くにはちょっとなという映画ではある。

映画はというと、面白かった。おしまい。
ストーリーは唐突に心を持ってしまった空気人形と彼女の身辺に関わる人々のワンシーンを切り取った内容。えっと、このページはチビ達も時々見たりするので空気人形の詳細は書けませんが、まぁご想像の通り。映画が始まってすぐにもう変化が起こる。はやっ。カフカの『変身』だね。何故心を持ったかなんて説明はいらない。ここからファンタジーが始まる。
ピノキオには守ってくれるゼベットじいさんがいたけれど、彼女にはいない。そしてこの映画には妖精も必要ない。
とてもいい映画だと思うな。映像も奇麗だったし(全編背景はぼけあしって感じ)、東京の裏通りの雰囲気がしっかり描かれていたし。女優のはにかむ笑顔も素敵だった。映画館での興行はかんばしくないかもしれないけれど、DVDなら売れるんじゃないかな。
姫はオダジョーの髪型を見て、あれはあの頃に撮影された映像だと解説してくれるけれど、ま、僕には興味がない。ははは。
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